学籍番号 7587 川口 翔 だが、ひとつ大事な事を高校で学んだ。私は3年間、バスケットボールに熱中した。バスケットボールをする上で、「向上心と努力」の大切さを理解し、向上心を持ち、努力をすることで結果を得ることができた。努力は決して裏切らなかった。 勉強の面では日々の努力と生活態度が奏功し、推薦入試で大学に入ることができた。 私は大学に入学後、様々なことに触れた。例をあげると、1年の時に言ったオーストラリア留学だ。留学は2週間という短い時間だったが、オーストラリアの文化、生活を現地でのホームステイにて知る事ができ、国際化が進む社会を理解するうえでとても貴重な時間を得たと思う。特に私はホームステイでお世話になったひとつの家族が印象深く心に残っている。彼らと2週間過ごした中で、私が話したのはつたない英語だったのにもかかわらず、彼らは心よく聞き入れてくれようとしたし、親身になって話かけてくれたりもした。私は語学留学へ行ったのに、オーストラリアの人々は、広大な大地と同じように、大きな心を持ったすばらしい人々ということを学ばせてもらった。 3年のときにはインターンシップに参加し、新聞社で働くことを学んだ。実際に記者と共に取材へ行き、実践に極めて近い体験をした。新聞記者という仕事を理解し、小さい頃からの夢であったものがぐっと近くなった体験だった。 そのかいもあって私は大学卒業後、新聞社へ入社した。入社して数年は覚えることが多く、すべてが新鮮で、先輩方に教わる事もあったが、自分から積極的に盗むことで、取材のテクニックも身に付けた。そして徐々に経験を積み、初めて自分の書いた記事が新聞の片隅に掲載された時のことは、今でも忘れることができない。そして33歳の時に、たまたま取材で行った無人島で終戦を知らない日本兵を発見し、大スクープとしてとり上げることができ、読者にすぐに情報を提供できたことが一番の嬉しい出来事だった。 そして今、38歳となった私は、大学時代の思い出の地・オーストラリアを訪れている。ガン鉄道に乗り、視界一面に広がる大地を見渡し、ふと思う。あの頃の勢いを持ち、後輩もできたが、まだまだ未熟で覚えることも多い。これからも努力を惜しまず精進していきたい。 |