『2027年に自分の人生を振り返る』
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伊藤暁香
現在、私は38歳。
十年余りのDJの仕事に終止符をうち、ここ数年専業主婦をしている。大学を卒業してから、地元浜松の放送局でDJとして働き始めた。
就職の時に浜松へ戻った理由は、生まれ育った浜松が好きだったから。浜松祭りなどの伝統行事には毎年参加し、遠州弁というあたたかい方言にも親しみを感じる。そしてサッカー王国と言われる静岡には二つのJリーグチームがあり、私自身も市民としてジュビロ磐田を応援している。またサッカーだけでなく多くのスポーツが盛んである。様々な面で浜松は魅力的であり、私は大学で専門的な情報の知識や技術を身につけた後、さらなる浜松の活性化に尽力したいと考えた。
小中学生の頃は活発な性格で、バスケットボールにうちこんだ。強くなりたいという気持ちや試合に負けたときの悔しさが、自分を練習にかりたて、私はますますバスケットに夢中になっていった。運動は得意で、ジュビロ磐田を応援しているようにスポーツ観戦が趣味だったので、将来はスポーツに携わる仕事に就きたいと考えていた。進路を本格的に考え始めたとき、私が通う学校の卒業生にラジオ局で活躍されている方がいることを知った。日々のニュースや天気予報の他に、ローカル放送だがスポーツの実況中継や選手へのインタビューなど、スポーツ番組のパーソナリティーを務めている。私はすぐにDJの仕事に興味をもった。またDJはテレビのアナウンサーやスポーツキャスターとは違い、顔の表情やジェスチャー、写真や動画などの映像を使って伝えることができない。そのため、自分の豊富な語彙力や様々な事柄に対応できる幅広い知識が試され、聴衆をひきつけるためには、巧みな話術が必要となる。これが私がDJに大きな魅力を感じた点だ。
DJの仕事では大学時に培ったスキルを生かし、視聴者のニーズに合った情報を提供することができた。取材や実況中継などに追われ、なかなか自分の時間を持つことができなくて大変だったが、大きなニュースを任され伝えたときには達成感ややりがいを感じることができ、また多くの視聴者の方にこたえてもらえたときには大きな喜びを感じることができた。大変な仕事だからこそ、その分多くのことを経験し学ぶことができ、私を大きく成長させた。
DJの仕事を終えた今、私は続けてきた自分の仕事に誇りを感じている。これからは専業主婦として家庭に専念してもっと子どもと触れ合う時間を作り、子どもの将来を全力でサポートしてあげたい。
インデクス